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ただいまナビゲーション取り付けを行っていますレクサスのLS600h、

新しいナビゲーションの音声信号をLSの純正ナビゲーションの外部入力に接続して

音を鳴らすようにすれば簡単に接続はできるのですが、

今回は純正のナビゲーションで音を出すのではなく、

新しく取り付けるナビゲーションで直接スピーカーを鳴らすシステムにしたい、

と言う強いご希望でしたのでそのように接続をしています。

 

そこでちょこちょことクリアしなければならない課題があるのですが、

1つが純正スピーカーのクロスオーバーです。

よくある純正スピーカーのようにスピーカーの裏側にコイルやコンデンサーが取り付けられていて

クロスオーバーをかけているシステムであれば特に問題がなかったのですが、

最近のレクサスがプレーヤーかアンプの部分でクロスオーバーをかけて

帯域分割された信号を各スピーカーに伝えるシステムになっていますので

スピーカーにコイルやコンデンサーが付いていないことがあります。

そうなると新しく取り付けるナビゲーションの音楽信号をダイレクトでスピーカーに繋げると

スピーカーが破損してします可能性がありますので

スピーカーは純正ですがパッシブネットワークを作成することになりました。

ミッドバスはスピーカーに接続する直前の部分、

プラス線の方に直列でコイルを取り付けます。

これで狙った周波数をミッドバスに送ることができるようになります。

ちなみに、コイルを直列で1つ接続すると−6dB/octのローパスがかかるようになります。

そしてコイルの定数も適当でいいわけではなく、インピーダンスに応じて計算された定数を入れないと

デタラメになってしまいます。

なのできちんとインピーダンスメーターで周波数ごとのインピーダンスを計測し定数を決定しています。

それなりの大きさのコイルを取り付けていますが、

内張を取り付けても干渉しない場所に取り付けています。

 

そしてダッシュボード上に取り付けられているミッドハイ用にコンデンサーを割り込ませます。

こちらもプラス線に割り込ませることで−6dB/octのハイパスがかかるようになります。

もちろんこちらもインピーダンスを測定し計算してコンデンサーの定数を決定しています。

これで新しく取り付けたナビゲーションの信号を鳴らしてもスピーカーが破損することなく

しっかりと仕事をしてくれます♪

 

 

今回はなかなか手の込んだことをしていますが純正スピーカーのままです。

ここまでするならスピーカーを変えたら?という意見が出そうですが、

まずは純正スピーカーで鳴らす!と言うお客様のご要望で

ちょっと手が込んでますがパッシブネットワーク追加という形になりました!

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