本日はルノー トゥインゴ のスピーカー交換を行った作業を紹介したいと思います。

それでは早速ですが作業に取り掛かっていきます。

まずはフロントドア内張りです。
今回はフロントスピーカーを交換していきますのでこちらの内張りを取り外していきます。

内張りを取り外すとこのようになっています。
左下にあるのが純正スピーカーで、右側に見える白いものがサービスホールを塞いでいるスポンジのようなシートになります。
このスポンジのようなシートは車内に雨水が侵入してこないように取り付けれているものです。
国産車だとドア全体を覆うようにシートが付いていることが多いですが、輸入車はトゥインゴのようにサービスホールだけを塞いでいる車両が多いような気がします。

こちらが純正スピーカーですね。
マグネットは大きめだったのですが、振動板がペーパーですので見た目的には一般的な感じですね。

その純正スピーカーを交換するので取り外しちゃいます。
そうするとリベットで固定されている樹脂部分が残るような形です。
スピーカーの取り外しが済んだところでまずは、

スピーカー取り付け部分の周辺にオーディオテクニカの制振材を貼り付けて制振作業です。
今回のスピーカー交換は『入門コース』でのご依頼でしたのでドア制振はスピーカー周りとなっています。

制振作業が終われば次にスピーカーを固定するインナーバッフルを取り付けます。
ルノーはフランス車ですが、スピーカーの形状が日産と同じですのでインナーバッフルは日産車用がぴったり取り付けできます。

インナーバッフルを取り付けたらあとは今回の主役であるスピーカーの取り付けです。
今回はカロッツェリアのエントリークラススピーカー ＴＳ−Ｆ１７４０Ｓ を取り付けていきます。

スピーカーを取り付ける前にスピーカーに付属のパッシブネットワークを取り付けておきます。
ＴＳ−Ｆ１７４０Ｓに付属してくるパッシブネットワークはとてもコンパクトですのでトゥインゴの既存のケーブルにタイラップで縛り付けて固定しました。
上の写真の中にパッシブネットワークがあるのですが、小さくて目立ちにくいので探さないとわからないですね^^;

そしてインナーバッフルにスピーカーを取り付けです。
カロッツェリアのインナーバッフルにカロッツェリアのスピーカーを取り付けておりますので、綺麗にぴったりと取り付けできます。

あとはスピーカーの周りに遮音スポンジを貼り付けてドアスピーカーの交換作業完成です！

ＴＳ−Ｆ１７４０Ｓはセパレートタイプのスピーカーですので、あとはツィーターの取り付けです。
ツィーターは今回サイドミラー裏のパネルへの取り付けでご依頼頂きましたのでスピーカーケーブルをミラー裏まで配線しパネルにビスを使って固定をさせていただきました。

ということでスピーカー交換作業完了です！

ドア内張り内部のミッドバスはインナーバッフルで取り付けておりますので内張りを元通り組み付ければ見えることなくスッキリとしております。

ツィーターの方は付属のスタンドを使って取り付けております。
新たにツィーターが見えるようになっていますので好みによっては邪魔に思われる方もおられるかもしれませんが、
このスタンドが角度を変えることができますので、音質向上効果としてはいい感じですよ！

最後にすでに取り付けられていたナビゲーションに内蔵されている音質調整機能を使って全体の音を整えて納車させていただきました。

補足
トゥインゴはダッシュボードに純正のツィーターが取り付けられています。
今回はドアスピーカーから信号を取り出しましたのでそのままにしていると純正ツィーターからも音が鳴ってしまいます。
高音が強い方が好きな方はこのままでも良いかもしれませんが、音のバランスは崩れてしまいますのでツィーターにつながっているスピーカーケーブルを外し、鳴らないようにしています。

と言った感じで、本日はルノー トゥインゴのフロントスピーカー交換作業を紹介させていただきました。

追伸。
本日は１２月２９日です。
無事に今年最後の作業を行った車を納車させていただきました。
作業予定は本日までですが、営業は明日までしております！
営業時間は少し早めの１７時までとさせていただきますが、お時間ある方はご来店お待ちしております(^-^)