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本日はメルセデス・ベンツ CLK のスピーカー交換作業を紹介いたします。

こちらのお車はスピーカーからビビリ音がするようになってきたので、この機会にスピーカー交換をしよう!とご依頼をいただきました。
ということで早速作業にとりかかっていきたいと思います。

メルセデスベンツCLKドア

まずは内張を取り外す前の状態です。
外す前に内張を見て少しおかしいな、と思ったのですが、

メルセデスベンツCLKドア

内張を外してみてびっくり!
ドア前方と後方にスピーカーが2つ取り付けられていました!
少し前の型のフォルクスワーゲンでドアスピーカーが後ろの方に取り付けられている車は見たことありましたが、前方と後方に2つ付いている車は初めて見ました!
最初は2つともフロントスピーカー?それとも後方のスピーカーはリアスピーカー?と思いましたが、プレーヤーのフェダーを前後にふって確かめたところ、後方のスピーカーはリアスピーカーでした。
面白いことをしてるもんだなぁ、とちょっと感心してしまいました。

メルセデスベンツCLKドアスピーカー取り外し

今回交換するスピーカーはフロントスピーカーですので、前方に取り付けられているスピーカーを取り外します。

メルセデスベンツCLK用インナーバッフル制作

このままではスピーカーの取り付けができませんので、純正と同じ形でインナーバッフルを製作いたしました。
もちろんいつものように防水と制振効果のある塗料を塗って黒く仕上げています。

メルセデスベンツCLKドア内部にパッシブネットワーク取り付け

インナーバッフルを作り終えたらお次はパッシブネットワークの取り付けとスピーカーケーブルの配線です。
後方のスピーカー横にちょうど良い空間がありましたのでそちらにパッシブネットワークを固定して、そこから前方のミッドバススピーカー、そしてミラー裏に取り付けるツィーターへスピーカーケーブルを引き回しております。

メルセデスベンツCLK用インナーバッフル取り付け

パッシブを取り付けてスピーカーケーブルを引き回したら先ほどのインナーバッフルをドアに取り付けます。
純正スピーカーと同じ形で作ったのできれいに取り付けできております。

メルセデスベンツCLKにフォーカルのスピーカーPS165V1取り付け

そのインナーバッフルの上にフランスのブランド、フォーカルのエントリークラススピーカー PS165V1を取り付けです。
ちなみにこちらのスピーカー、すでに生産終了となっております。
比較的お手頃な価格でフォーカルサウンドだったのですが、販売終了してしまって残念です。

これでフロントスピーカー、ミッドバスの取り付けができましたのでお次はツィーターを取り付けていきます。

メルセデスベンツCLKにフォーカルのスピーカーPS165V1ツィーター取り付け

今回のツィーター取り付け位置はサイドミラー裏側の純正ツィーターがついていた場所です。
フォーカルのツィーターは純正より少し大きかったのですが、パネルの裏側を少し加工いたしまして無事に取り付けできました。

メルセデスベンツCLKドア内張デッドニング

スピーカーの交換・取り付けが完了しましたので最後に内張を組み付けます。
と、その前に内張裏側に制振シートを貼り付けます。
スピーカー周りに貼り付けを行いたかったのですが、純正の防水シートがあったりしましたので、代わりに内張側に貼り付けを行いました。

あとは元どおり内張を組み付けて完成です!

メルセデス・ベンツ CLK(W209)スピーカー交換作業

今回はスピーカーからビビリ音がするからということでのスピーカー交換でしたが、スピーカーの点検をしましたところビビリ音がしていたのはリアスピーカーでした(^_^;)
本来の目的は達成できませんでしたが、スピーカー交換をすることで音は良くなりましたし、フェダーを前に動かすとビビリ音がしませんのでどうにかギリギリ目的達成と言えるのではないでしょうか?

といった感じで、本日はメルセデス・ベンツ CLK(W209)のスピーカー交換作業を紹介させていただきました!

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