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本日は メルセデスベンツ C250 のフロントスピーカー交換をさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのオーナー様は以前、スピーカー交換のご相談で一度ご来店いただいていたのですが、その時にはスピーカー交換はされず、検討中といった感じの状態でした。
そこから時間が経って、いよいよスピーカー交換をしよう!ということでブラムのスピーカーへ交換する作業をご依頼いただきました。

それでは作業を紹介していきます。

メルセデスベンツC250 のフロントドア内張

フロントスピーカーの交換ですのでドアに対して作業を行なっていきます。
ということでまずは作業前の純正の状態です。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

こちらが純正スピーカーになります。
ドアの上部に10cmミッドレンジ、そしてサイドミラー裏側部分のパネルのところにツィーターを取り付けるためのスペースがあります。
ただ、こちらの車両はツィーターはなく、空っぽの状態です。

メルセデスベンツC250 のフロントドア内部

先程の内張を取り外したドア内部の状態になります。
内張を取り外してもスピーカーがいないのですが、それはミッドレンジは内張に取り付けられているからです。
あとツィーターは元々ありませんしね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアツィーター取り付け

ということでまずはツィーターから取り付けていきます。
純正位置へ取り付けていきますのでミラー裏のパネルを取り外しています。
そして取り付けるツィーターはブラムのシグネチャーシリーズスピーカーの『
S100N24』のツィーターになります。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのツィーターを取り付け

ブラムのツィーター、とても小さいのでほとんどの車両の純正位置へ取り付けができるのは良いところです。
ただ、今回の場合ですと小さすぎてピタッと取り付けができません。
なので一回り外径が大きくなるようにリングを作って取り付けます。
こうすることで純正位置にピッタリと取り付けが出来るようになります。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのツィーターを取り付け

ということで純正位置へ取り付けるとこのようになります。
ピッタリフィットです。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのツィーターを取り付け

先程の状態でもピッタリなので固定は出来ているのですが、念のために2重固定でスポンジテープで押さえております。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのツィーターを取り付け

パネルにツィーターが取り付けできたら後はパネルを車両に取り付けです。
ほとんど見えないのですが、よくよく見るとうっすらブラムのロゴが透けています。
と言ってもほとんど気にならないと言いますか、わからないですね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

ツィーターの取り付けができましたのでお次にミッドレンジスピーカーの交換です。
ミッドレンジは内張に取り付けられていますのでまずは内張を裏返します。
そうしますとミッドレンジの裏側が見えてきますね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

もう少し近づくとこんな感じに見えてきます。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

内張に取り付けられているフェルトがあっては作業がしにくいのでまずはフェルトを取り外しちゃいます。
そうすると先ほどよりスピーカーがよく見えますし、作業がやりやすいですね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

先程のスピーカーを交換しますのでまずは取り外してしまいます。
近頃のメルセデスがスピーカーの固定方法が変わってまして、ビスの固定ではなくゴミブッシュ(?)にスピーカーの突起部を押し込んで固定しています。
なので取り外す時は引っこ抜く感じですね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

純正スピーカーを取り外したところで新しく取り付けるブラムのスピーカーと並べてみました。
正面からだとわかりにくいかと思いますが、3点ある突起部が先程言っていた固定部になります。
そして新しく取り付けるブラムのスピーカーにも突起部があります。
そう、ブラムのスピーカーはメルセデス用に設計されていますので同じ取り付け方法が出来るようになっております。

メルセデスベンツC250 のフロントドアスピーカー

ついでに裏側も。
純正は樹脂製フレームで弱い感じですが、ブラムはアルミフレームなので比べると剛性感がかなり高いです。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け

同じ取り付け方法ができるので純正と同様にブラムのスピーカーを取り付けです。
専用設計ですのでとってもスッキリですね。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け

スピーカーを交換したところで内張全体を見るとこのようになりました。
ちなみに右側に見えている赤いものはブラムのスピーカーに付属しているローパスフィルターです。
これでスピーカーの交換自体は終わっているのですが、

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け

もうひと作業で内張の制振を行なっております。
もちろん制振をしなくても音はなりますが、内張は元々振動しやすいのにそこにスピーカーが取り付けられていますのでより振動しやすくなっております。
なのでその振動を抑制するために振動しやすい場所を選び振動を抑制する制振シートを貼り付けております。

メルセデスベンツC250 のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け

仕上げに元々あったフェルトを戻してミッドレンジスピーカー交換完了です。
後は内張をドアに組み付けて、

メルセデスベンツC250のフロントドアにブラムのスピーカーを取り付け

フロントドアスピーカー交換作業の完了となります。
ツィーターとミッドレンジ、どちらも純正位置へ取り付けておりますので作業後にデザインは変わらずです。
これでスピーカー交換は終わっているのですが、もうひと作業。

メルセデスベンツC250のサブウーファー

それが助手席足元奥にあるサブウーファーにローパスフィルターの取り付けです。
ということで作業をするために助手席足元のパネルなど取り外してます。
一番奥に見えているのがサブウーファーになります。

メルセデスベンツC250のサブウーファー

パネルを取り外した後はサブウーファーのスピーカーケーブルを見つけます。
そしてそのケーブルにローパスフィルターを割り込ませます。
なぜローパスフィルターを取り付けるのか?
それは一言で言えば音を良くするためにです。
サブウーファーも単になっていれば良いものではなくて、バランスをとって最適な仕事をしてもらう必要があります。
純正サブウーファーはローパスフィルターがない状態ではそのバランスが崩れてしまっていますのでローパスフィルターを取り付けることでバランスを整え、音をよくしていることになります。

メルセデスベンツC250のサブウーファーにローパスフィルターを取り付け

ローパスフィルターは両面テープで固定しているのですが、念のために2重固定。スポンジテープで押さえております。

メルセデスベンツC250のサブウーファーにローパスフィルターを取り付け

2重固定まで終わればローパスフィルター取り付けは完了ですので後はパネル類を戻していきます。

メルセデスベンツC250のサブウーファーにローパスフィルターを取り付け

完全に組み付ければ何事もなかったかのようです。

これで今回ご依頼の作業は全て完了致しましたので、

メルセデスベンツC250のオーディオ音質調整

最後に純正オーディオに内蔵されている音質調整機能を使って全体のバランスを整えてから納車させていただきました。

メルセデスベンツ C250 フロントスピーカー交換

と言った感じで本日はメルセデスベンツ C250 フロントスピーカーをブラムのスピーカーに交換させていただいた作業を紹介させていただきました。

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