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2020年最初の作業ブログは、 マツダ CX−3 のスピーカーケーブル交換作業を紹介したいと思います。
と言いましても作業自体は去年なんですが(^^;;

マツダ CX−3の作業といえば「もしやっ!?」と思われる方もおられるかもしれません。
そう、思われた通り!当店常連さんのCX−3です!
当店オープン以来の常連さんですが、僕個人としては10年くらいお付き合いのある方です。
と、ちょっと話が逸れてしまいましたが(^^;;
CX−3のスピーカーケーブルは今までオーディオテクニカのAT−RS180Pを使われていました。

スピーカーケーブル AT-RS180P

こちらも1mあたり1,500円するそれなりに良いケーブルなのですが、お車乗り換えの際に以前のお車から取り外して今のCX−3に移設しましたので、使用期間がだいぶ長くなっていました。
今のお車に載せ替えの際にも少し酸化が始まっている感じでしたので、リフレッシュ&グレードアップということでスピーカーケーブル交換となりました。

その新たに引き廻すスピーカーケーブルが、オーディオテクニカのハイグレードケーブルシリーズ レグザットのAT−RX12です。

オーディオテクニカレグザットシリーズ AT−RX12

ということで、スピーカーケーブル交換を行っていきます。

マツダ CX3 ドアアウターバッフル

まずはドアから引き換えていきたいのですが、こちらのお車はアウターバッフル化していますので、通常とは少し(?)違う見た目になっております。
アウターバッフルの場合、簡単な車両ですとスピーカーを外すだけでドアスピーカーケーブルが交換できたりするのですが、CX−3はちょっと面倒なことになっているため全部取り外していきます。

マツダ CX3 インナーバッフル部

まずはスピーカーを取り外し、内張りとアウターバッフルのトップ部分を一緒に取り外します。
そうするとドアインナーパネルとアウターバッフルの土台部分であるインナーバッフルが登場します。
こちらのCX−3はアウターバッフルもこだわっておられますが、ドア制振もこだわっておられるので、オーディオテクニカのハイグレード制振材アクワイエを使った真っ赤なインナーパネルとなっています。

マツダ CX−3 スピーカーケーブル交換作業

せっかく内張りを取り外したので内張りの裏側の写真も。
内張りにもしっかりとアクワイエが貼ってあり、無駄な空間にはフェルトを詰め込んで対策しています。

ケーブル交換に話を戻しますが、スピーカーを内張りを外したこの状態でもスピーカーケーブルは交換できないのでインナーバッフルも取り外します。

マツダ CX3 スピーカーケーブル交換

はい、これでやっとケーブルが交換できるようになりました。
まずは今まで使っていたAT−RS180Pを抜き取ります。

マツダCX3にオーディオテクニカのAT-RX12を取り付け

そしてレグザットのAT−RX12を新たにドアに通していきます。
AT−RX12は外皮が黒色なのですが、そのままではケーブルが太く、ドア内部に通線しにくかったので一番外側の外皮だけ向いた状態でドア内部に通線しております。
ですのでピンクと白色のケーブルが2本取っている状態です。
これでドアスピーカーケーブルの引き換えが終わりですので、元通りインナーバッフル、内張りとアウターバッフルを組み付けてスピーカーを接続しております。

と、ここまでは順調に写真を撮っていたのですが、ここから先が写真を忘れて作業に没頭してしまったので写真がありません(−_−;)
ですが、作業はきっちり左右のドアスピーカーと左右のツィーターのケーブルを交換して、トランクに取り付けていますアンプに接続しております。

といった感じで(最後は写真がないですが)マツダ CX−3 のスピーカーケーブル交換作業の紹介でした。

ケーブルを交換した後の音の変化はオーナー様曰く「上品というか、優等生な感じの音の変わった!」という、抽象的でわかりにくいかと思いきや分かりやすい感想をいただきました!

スピーカーケーブルは1度引き換えてしまうとなかなか交換することのないケーブルですが、使用期間が長くなってくると導体である銅が酸化してきたり、外皮が酸化して硬くなってきます。
銅が酸化すると音が曇ってきたりします。
そして外皮はあまりにも硬くなりすぎると割れたりして導体が露出し、ショートしてしまうこともあります。(最悪の場合ですが)
ですので、長年スピーカーケーブルを同じものを使っているなぁ、という方はリフレッシュを兼ねてケーブルのグレードアップしてみませんか!?

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