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今日はトヨタ 86 の作業を紹介いたします♪

作業を詰め込みすぎてバタバタとしている時に作業をさせてもらったお車ですので後追いの紹介となりますが(^^;;
作業内容は既にお持ちのスピーカーをスピーカー取付ミドルコースで取り付けをさせてもらうという内容でした!
ということで早速取り付け作業を!

トヨタ 86 ドア内部

スピーカー取り付けですので当たり前ですがまずは内張りを外して純正のスピーカーを取り外すところから作業を始めていきます。
86は2ドアスポーツカーですのでドアの形状が前後に長くて縦が短いですねぇ!
内張が外れたのでお次はスピーカーケーブルを配線していきます。

トヨタ 86 サイバーナビ取り付け

そのためにまずは既に取り付けられているナビゲーション、サイバーナビを取り外して裏側から出ているスピーカーケーブルを新たに配線するオーディオテクニカのAT-RS110に繋ぎかえます!
このスピーカーケーブルはミドルコースに採用しているスピーカーケーブルで、1m800円とそれほど高いケーブルではありませんがきっちりと作られているので安心してオススメできるスピーカーケーブルです♪
そしてそのスピーカーケーブルを接続するためにギボシ端子を使用するのですがそのギボシ端子は金メッキ端子を使用しています。
金メッキが1番音がいいとは言いませんが、せっかくこだわってオーディオを取り付けるんです、接続部は普通のスズメッキ端子より金メッキ端子の方がいいですよね^_^

そして今回の接続方法はリアスピーカーも鳴らせるようにしていますのでフロントスピーカーにはパッシブネットワークが必要になりますからパッシブを設置するためにナビゲーションからのスピーカーケーブルはシート下まで配線しています。
同時にドア内部にもスピーカーケーブルを通してシート下まで配線しておきます。
これでスピーカーケーブルはひと段落ですのでお次にドア制振作業に取り掛かっていきます!

トヨタ 86 純正スピーカー取り外し

まずはアウターパネル、スピーカーの裏側の鉄板からですが、こちらが素の状態です。

そこに、

トヨタ 86 アウターパネルデッドニング

まずはレアルシルトのハイグレード制振材、匠(タクミ)を貼り付けてしっかりと圧着します。

トヨタ 86 ドア内部吸音・拡散処理

その上にレアルシルトの吸音、拡散効果のあるディフュージョンを貼り付ければアウターパネルの制振、吸音作業は完了です♪

お次はインナーパネル、ドアスピーカーが取り付けたられている鉄板部です。

トヨタ 86 ドア内部防水ビニール取り外し

まずは防水のために取り付けられているビニールシートを取り外して綺麗に脱脂をして掃除します。
そして大きく穴が空いているサービスホールの部分をレアルシルト匠で塞いでいきます!

トヨタ 86 サービスホール塞ぎ デッドニング

この際に気をつけていることは剥がれてしまったりしないようにきっちりと貼り付けること、そしてドア内部には雨が入ってくるのでその雨水がインナーパネルの内部に入ってくることがないように隙間が空かないように、どうしても隙間ができてしまう際には雨水の流れを意識して入り込まないように工夫しながら貼り付けています。
雨水が入り込んでしまうと内装のダメージになったりしますし、カビの原因になりますからね!

大きなサービスホールが塞がったところで今度はオーディオテクニカのブチル系制振材、AT7450を残りの鉄板部分に貼り付けていきます。

トヨタ 86 ドアデッドニング

これでドアのインナーパネル全面制振 ミドルクラスの完成です!

当店はインナーパネル全面制振だけでも3コース用意しておりまして、スピーカー取付ミドルコースではその真ん中の全面制振ミドルクラスを採用しています。
他のクラスに興味がある方はお問い合わせくださいね!

アウターパネルとインナーパネルまで制振作業が終わりましたので最後に内張の制振作業です。
普段のスピーカー取付ミドルコースでは内張は部分制振なのですが今回は全面制振にグレードアップしていただきましたので全面に制振材を貼り付けていきます。

トヨタ 86 ドア内張り内部

まずは素の状態。吸音フェルトが純正で付いていますが作業の邪魔になるので一旦取り外します。

トヨタ 86 ドア内張り内部

取り外し後は綺麗に脱脂をしてからオーディオテクニカのAT7450を貼り付け、圧着していきます。

トヨタ 86 ドア内張り デッドニング

全面に貼り付けますので内張裏側が真っ青になりました!
後で純正の吸音フェルトを元に戻せば内張制振も完了ですのでアウターパネル、インナーパネル、内張制振で取り付けコースのドア制振作業完了です♪

ここまでくればあとは実際にスピーカーを取り付ける部分、インナーバッフルを製作です!

車両とスピーカーに合わせて板の厚さや内径の開口サイズを決めてMDFを使ってオリジナルで製作していきます。

トヨタ 86用インナーバッフル

そしてこだわりのポイントがスピーカー背面部分にあります。
トヨタ車は純正のスピーカーホールが大きめに作られているのでそのサイズに合わせてスピーカー背面の空気が動きやすくなるようにスロープをつけています!

オリジナルインナーバッフルのこだわり

ちょっとわかりにくいかもしれませんがスローブ部です↑

そして形が出来上がったインナーバッフルをそのままでは水を吸ってしまうので防水と制振効果のある特殊塗料を塗りこんで仕上げます!

トヨタ 86 インナーバッフル取り付け

塗料乾燥後に車両に取り付けるとこうなります。

つけてしまえば背面のスロープも見えなくなってしまうのが残念ですが(^^;;
見えなくてもこだわりたいところはこだわります!
これでドアの作業はほとんど終わりましたのでお次にツィーターの取り付けです。

今回はツィーターは見えない方がいい、ということでしたのでダッシュボード上にある純正スピーカー取り付け位置につけることとなりました。

トヨタ 86 ダッシュボードスピーカー

純正のスピーカーグリルを取り外すと純正のミッドレンジが出てきます。

トヨタ86純正ツィーター

ツィーターも付いているのですが、グリルの方に取り付けられていたのでダッシュに残っているのはミッドレンジだけです。
そのミッドレンジ取り付け部分にツィーターが付けれるようにするためにミッドレンジのフレームと同じ形のプレートを作ってツィーターをはめ込みます。

パイオニアツィーター

そしたら後はダッシュの部分にミッドレンジと入れ替える形で取り付けたら完成です!

トヨタ 86 ツィーター交換

後はドアにスピーカーを取り付けて、パッシブネットワークを接続、シート下に設置して外していた内装パーツを組み付けていけば完成です!

トヨタ86ダッシュボードのツィーター交換
トヨタ86スピーカー交換

組みつけてしまえばツィーターは純正位置ですし、ミッドバスはインナーバッフル取り付けですから見た目の変化はありません。
ですが、しっかりと取り付けてますので作業後の音の変化はすぐにわかっていただけます♪

そして最後にサイバーナビに内蔵されている音の調整機能と、パッシブネットワークについているツィーターのレベル調整、後はツィーターとミッドバスの位相を調整、確認したら完成です!

トヨタ86オーディオ調整

ブログを書き損ねていましたお車ですので一気に書いてしまいましたが、こちらの作業は目安時間が2日となってます!
既にお持ちのスピーカーだったり、お持ち込みでも対応可能ですのでご興味がある方はお問い合わせください^_^

トヨタ 86 にスピーカー取付ミドルコースを行いました

ちなみに、今回の取り付けを行ったスピーカーはカロッツェリアのTS−Z172PRSっぽい感じですが、海外で販売されているパイオニアのTS-D1720C です。
こちらの商品は国内で正規販売している代理店がありませんので輸入品といった感じです。
当店は並行輸入商品の取り付けはお断りさせていただいておりますが、今回新たに購入されたわけではなく、既にお持ちだったということですし、並行輸入とも違うと思いますので取り付けをさせていただきましたが、みなさん、輸入商品は代理店がある場合は代理店から正規品を買いましょうね♪

同じお車でパワードサブウーファー取り付けもさせていただきましたので、良ければそちらもごらんください(^-^)

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