本日はトヨタ ポルテのオーディオ取り付け作業を紹介いたします。
こちらのオーナー様は最近ポルテを購入されたそうで、オーディオ取り付けの相談にご来店いただきました。
今まではほとんどのオーディオ取り付けをご自身でされていたそうですが、今回のポルテはフロントスピーカーがダッシュボード上に１０cmと今までの車とは取り付け条件が違うからせっかくだからプロに任せてみよう！ということでオーディオ取り付けのご依頼をいただきました。

ということで作業に取りかかっていきます。

まずはフロントスピーカーから交換していきます。
純正スピーカーはダッシュボード上、左右の隅にスピーカーが取り付けられています。

パネルを取り外すとこのように純正スピーカーが登場します。
ダッシュボードといえば定番の１０cmスピーカーですね。
そしてツィーター無しのフルレンジ仕様です。

こちらの純正スピーカーを交換していきますので、当たり前ですが取り外します。

ここで今回取り付けを行うスピーカーの登場です。
カロッツェリアのエントリークラススピーカー『ＴＳ－Ｆ１０４０Ｓ』です。
ダッシュボード上に取り付けを行うのでコアキシャルタイプでも良かったのですが、少しでも良くなるなら！ということで今回はセパレートタイプをお選びいただきました。
少しでも良くなるなら！ということならもう１つ上の『Ｃシリーズ』をお選びいただきたかったところですが、今は１０cmセパレートタイプは『Ｆシリーズ』のみとなってしまってました。

ここでせっかくなので純正とカロッツェリアのスピーカーを並べてみました。
純正はやはり『ザ・純正！』と言った見た目のペーパーコーンです。
それに比べてカロッツェリアのスピーカーは樹脂コーンだと思われますが、純正よりしっかりしているように見えます。

比較を終えたら後は純正スピーカーと同じようにダッシュボード上に取り付けです。
純正と同じサイズですので加工不要でピタッと取り付け可能です。

後はパネルを元どおり組み付けるとフロントのスピーカー交換完了です！

そしてパネルを組み付けた後はツィーターをパネル横に取り付けです。
１０cmウーファーとツィーターの距離が近いのでコアキシャルタイプでもそう差が無いようにも感じますが、やはりツィーターは指向性がありますのでコアキシャルタイプで上向きになるより少しでもリスナー向きに取り付けたいですのでセパレートタイプとなっております。

これでスピーカー交換は完了ですのでお次にサブウーファーを取り付けていきます。

今回は小型でお手頃価格なＴＳ－ＷＸ１３０ＤＡです。
こちらはサブウーファーの入門機として初めて取り付けを行う方に人気のサブウーファーとなっております。

サブウーファーは電源をバッテリーから引き回してきて、信号をプレーヤーから取り出し、接続を行っております。
肝心の取り付け位置は運転席下です。
ポルテの助手席は乗り降りがしやすいようにシートの前後稼働量がとても大きいのでサブウーファーの取り付けには向きません。
ということで運転席下へ取り付けさせていただきました。
シート下の形状の兼ね合いで右側に寄せて取り付けを行なっておりますが、

ギリギリはみ出すことなく取り付けができております。
これにてサブウーファーの取り付けも終わりましたので最後にプレーヤーの交換です。

作業前の状態では純正ナビが取り付けられていました。
ナビをそんなに使わないので音質が良いプレーヤーが欲しい。というご要望でしたので今回は、

カロッツェリアのディスプレイオーディオをお選びいただきました。
今だと新しいＳＺ７００という選択肢の方が選ばれる方が多いかもしれませんが、ＣＤ・ＤＶＤが再生出来ません。
なので今回はディスクも再生出来る『ＦＨ－８５００ＤＶＳ』をお選びいただきました。

実際に取り付けるとこのようになります。
ちなみに、ＦＨ－８５００ＤＶＳはネットワークモードと言われるモードでデジタルマルチ接続が可能です。
今回は少しでも良くなるためにセパレートスピーカーをお選びいただいておりますので接続はネットワークモードで行いました。

これにて今回の作業は全て完了ですので、最後にＦＨ－８５００ＤＶＳの音質調整機能を使って音を整えてから納車させていただきました！

と言った感じで本日はトヨタ ポルテのオーディオ取り付け作業を紹介させていただきました。

追伸。
１０cmスピーカーではやはり低音が鳴らしきれませんので物足りなさが出てしまいます。
ですが、今回のようにサブウーファーを追加して、しっかりとタイムアライメントやスピーカー音量調整、クロスポイントなどを調整できると『極上』とまではいきませんが、結構それなりに鳴ってくれるところが面白いところです！
ということで、１０cmスピーカーしか取り付けが出来ないお車に乗られている方にはサブウーファーと調整機能が豊富なプレーヤーも含めたオーディオシステムがおすすめですよ(^^)