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気がつけば今日から6月ですね。
5月は作業にお問い合わせとバタバタと過ごさせていただきましたので あっという間に過ぎ去った気がします。
6月が始まったばかりに言うのもおかしいですが、今月が終われば今年が半分終わるんですね!
あっという間感がすごくてびっくりです(^_^;)

そんな本日は、トヨタ プリウスのAピラーをワンオフ加工してツィーターマウント製作とスピーカーケーブル引き換えをさせていただいた作業を紹介いたします。

こちらのお車は既にダイアトーンのDS−G20が取り付けられていたのですが、友人の方からDS-G500を譲っていただいたということで、スピーカーの入れ替えに合わせてAピラーワンオフ加工をさせていただきました。

トヨタプリウスにツィーターを取り付けるためのリング製作

ということで まずはいつものようにツィーターを取り付ける土台となるリングを製作します。

DS-G500のツィーターをAピラーに取り付けるためのリング

実際にG500のツィーターを載せるとこのようになります。
このリングをAピラーに取り付け、加工していきます。

実車にて取り付け位置と角度を決めます

オーナー様のシートポジションに合わせて最適な高さ、角度になるように実車に乗り込んでツィーターの取り付け位置を決めます。
この時の目安の高さはおよそ鼻から口くらいの高さです。
ですので、目の高さより気持ち低いくらいのポジションになります。
そして角度は運転席と助手席の間を狙っています。

Aピラーにツィーターマウントを製作するためにパテ盛り

取り付け位置、高さ、角度が決まれば車両からAピラーを取り外し、パテを盛っていきます。
写真はパテを盛っただけの状態ですので まだ表面がボコボコしている状態です。

パテを削って成型

先ほどの状態から削って形を出すとこんな感じです。
この時に既におよその形は決まっていますが、パテの量が足りていなかった所などありますのでまだ少しボコボコした状態ですね。
この後パテが足りなかった所にパテを盛り足し、削って形を仕上げ、表面に仕上げの生地を貼り付ければ完成です。

トヨタプリウスのAピラーを加工してツィーターマウント製作

Aピラーが仕上がればあとは車両に組み付ければ完成です。
組み付けの前に同時にご依頼いただいていたスピーカーケーブルの引き換えを行います。

プリウスにレグザットAT-RX12を配線作業

ドアの内張りを取り外し、車内側から純正チューブの中を通してドアにスピーカーケーブルを通します。
今回引き換えするケーブルはオーディオテクニカ レグザットシリーズ AT−RX12 です。

ドアスピーカー交換

同時にスピーカーを元々取り付けられていたG20からG500へ交換です。
G20とG500は見た目が似ているのでパッと見ただけでは違いが分かりにくいですね(^_^;)
ドアのスピーカーケーブルが引き換えできましたので、ツィーター用にピラー部分にも同じくAT−RX12を引き回しておきます。

カロッツェリアサイバーナビ

そして引き回したスピーカーケーブルを繋げるのはカロッツェリアのサイバーナビです。
以前はG20の付属パッシブネットワークを使い、フロント信号をツィーターとミッドバスに分配して、リアスピーカーも鳴らせるように接続しておりましたが、せっかくサイバーナビですので今回はパッシブネットワークを使用しないマルチ接続に変更しました。
リアスピーカーは鳴らせなくなってしまいますが これでフロントスピーカーにクロスオーバー、タイムアライメントを個別にかけることができるようになりますので以前よりも定位の追い込みがしっかりできるようになります!

プリウスのAピラーを加工してツィーター取り付け

そして先ほど製作したAピラーを取り付ければ完成です!

Aピラーワンオフ加工

ちなみに外から見るとこんな感じです。
自然なラインで製作するように心がけておりますので、大きな違和感はなく取り付けできているのではないかと思います^ ^

ドアスピーカーはインナーバッフル取り付け

ちなみにドアスピーカーはインナーバッフル取り付けですので見た目は変わっておりません。

最後にサイバーナビの音質調整機能を使って全体の音をまとめたら完成です!

トヨタプリウスAピラーワンオフ加工作業

同じダイアトーンのスピーカーですので大きな音色の変化はありませんが、やはり上級スピーカーですので全体的な音質のクオリティがアップしました。
オーナー様にもピアノの音が特に綺麗になったと喜んでいただけました^ ^

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